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数字で考える店舗経営 09

理想は新規2:リピート8

新規集客ばかりにエネルギーを使うと、広告費も労力もかかり続けます。リピートが増えると、安定した売上と利益、時間のゆとりが生まれます。

Intro

新規に偏るほど、走り続けなければならなくなります

新規集客ばかりにエネルギーを使っていると、広告費も労力もかかり続けます。新規8割・リピート2割のお店は、毎月ゼロから集め直している状態です。常にスタート地点に立っているため、疲弊しやすくなります。

一方、新規2割・リピート8割のお店は、少ない広告費でもご来店が続きます。予約の見通しが立ちやすく、施術やサービスの質を高めることに時間を使えます。結果として、利益も残りやすくなります。

いきなり8割を目指す必要はありません。まずはリピートの割合を6割以上にすることを目安にしてください。

Infographic

図解:理想は新規2:リピート8

1枚で全体像がわかる図解です。クリック(タップ)すると拡大表示されます。

理想は新規2対リピート8であることを示す図解。新規2割・リピート8割を目安に考える。新規に偏ったお店(新規8割・リピート2割)は、広告費がかかり続ける(常に新しいお客様を探す必要がある)、時間と心に余裕がなくなる(集客・対応に追われて、施術やサービスの質が下がる)、売上が不安定になる(予約の波が大きく、収入が読めない)。常にスタート地点に立っている状態で、疲弊してしまう。リピートが多いお店(新規2割・リピート8割)は、広告費を大きく削減できる(少ない広告費でも安定してお客様が来店)、時間と心に余裕が生まれる(施術やサービスの質を高めることに集中できる)、売上が安定し利益も残りやすい(計画が立てやすく、将来の投資もできる)。信頼の輪が広がり、自然と紹介も増えていく。リピートを増やすための5つのポイントは、満足度を高める(技術・接客・空間のすべてで「また来たい」と思ってもらえる体験をつくる)、次回予約をすすめる(来店時に次回予約をご提案することで、来店の習慣化をつくる)、お客様とつながる(LINEやメッセージで、お役立ち情報や近況を適度にお届けする)、特別感をつくる(会員特典やお誕生日特典など、「私だけ」と感じる特別感がリピートの決め手に)、紹介をお願いする(信頼しているお客様からのご紹介は、新しいお客様との出会いを生み出す)。目安となる理想のバランスは新規20%・リピート80%で、まずはリピートの割合を6割以上にすることを目指す。リピートは「未来の売上の貯金」であり、新規を追いかけるより、今いるお客様を大切にすることが安定と成長につながることを示した図。
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Compare

新規に偏ったお店と、リピートが多いお店

同じ売上でも、内訳が変わると経営の負担が変わります。

リピートが多いお店(新規2割:リピート8割)

  1. 少ない広告費でも、安定してご来店がある
  2. 時間と心に余裕が生まれ、質を高めることに集中できる
  3. 売上が安定し、計画が立てやすく利益も残りやすい

信頼の輪が広がり、紹介も増えていきます。

新規に偏ったお店(新規8割:リピート2割)

  1. 常に新しいお客様を探す必要があり、広告費がかかり続ける
  2. 集客・対応に追われて、施術やサービスの質が下がる
  3. 予約の波が大きく、収入が読めない

常にスタート地点に立っている状態で、疲弊してしまいます。

Points

リピートを増やすための5つのポイント

特別なことではなく、来店のたびに積み重ねられることばかりです。

01

満足度を高める

技術・接客・空間のすべてで「また来たい」と思っていただける体験をつくります。ここが土台で、他の施策はすべてこの上に乗ります。

02

次回予約をすすめる

来店時に次回のご予約をご提案し、来店の習慣をつくります。満足度が高いその場が、いちばん自然にご案内できるタイミングです。

03

お客様とつながる

LINEやメッセージで、お役立ち情報や近況を適度にお届けします。頻度が高すぎると逆効果になるため、内容の質を優先してください。

04

特別感をつくる

会員特典やお誕生日特典など、「自分に向けたもの」と感じていただける工夫が、次の来店の決め手になります。

05

紹介をお願いする

信頼してくださっているお客様からのご紹介は、新しいお客様との出会いを生みます。無理にお願いせず、自然にお伝えできる形を用意しておきます。

Summary

まとめ

リピートは「未来の売上の貯金」です。新規を追いかけるより、今いるお客様を大切にすることが、結果として一番の安定と成長につながります。

まずは、自店の新規とリピートの割合を出してみてください。枠数から考える方法は別のページで扱っています(→ 新規とリピートの割合)。

理想は新規2割:リピート8割。まずはリピートの割合を6割以上にすることを目指しましょう。

FAQ

よくある質問

新規とリピートの割合は、どうやって数えればよいですか?

1か月の来店のうち、初めてのご来店が何件かを数えます。予約管理やカルテで「初回」の印をつけておくと、毎月の集計が簡単になります。

開業したばかりで、リピートの割合が低いのは問題ですか?

問題ありません。開業初期は新規の比率が高くなるのが自然です。大切なのは、来ていただいた方が2回目につながっているかどうかです。

リピートが増えると、新規集客はやめてよいのですか?

やめないでください。転居や生活の変化で、一定の方は必ず離れていきます。新規は「入口」として、無理のない範囲で続ける必要があります。

紹介はどうやってお願いすればよいですか?

ご満足いただけたタイミングで、紹介カードをお渡しする形が自然です。特典を付ける場合は、口コミ投稿の見返りとは別のものであることを明確にしてください(口コミの見返り提供は、Googleのポリシーで禁止されています)。

リピートの仕組みづくりを相談できますか?

はい。ネットクルーの「Business Navi」では、次回予約の導線づくりから、LINEでのフォロー設計までお手伝いしています。

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何から手をつければよいか分からない、という段階からで大丈夫です。現在の状況をうかがい、優先順位をつけて整理します。ご相談は無料です。

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