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価格表示は「比較しやすさ」が基本

お得に見せるより、違いと総額を正しく伝えましょう。価格の見せ方は、誘導ではなく安心して比較できる情報設計です。

Intro

お得に見せるより、違いと総額を正しく伝える

価格表示で最も大切なのは、安く見せることではありません。お客様が安心して比較できることです。比較できない表示は、その場で選ばれないだけでなく、あとからのご不満にもつながります。

押さえるべき原則は4つです。税込総額(支払う金額を明確に表示する)、含まれる内容(料金に何が含まれるかを具体的に示す)、追加料金(発生する可能性のある費用を明示する)、利用条件(対象・期間・キャンセル規定などを記載する)。

この4つが揃っていれば、プランを並べたときに違いがそのまま伝わります。「どれが自分に合うか」を判断していただける状態が、正しい価格表示です。

Infographic

図解:価格表示は「比較しやすさ」が基本

1枚で全体像がわかる図解です。クリック(タップ)すると拡大表示されます。

価格表示は「比較しやすさ」が基本であることを示す図解。お得に見せるより、違いと総額を正しく伝える。価格表示の4原則は、税込総額(支払う金額を明確に表示する)、含まれる内容(料金に含まれる内容を具体的に示す)、追加料金(発生する可能性のある費用を明示する)、利用条件(対象・期間・キャンセル規定などを記載する)。3プラン比較の例では、ベーシックは気になる部分をさっとケアしたい方向けで、カウンセリング+施術(基本ケア)・60分・税込8,000円。スタンダード(おすすめ)はバランスよく整えたい方に最も人気のプランで、カウンセリング+施術(全体ケア)+アフターケア・90分・税込12,000円。プレミアムはしっかりケアして仕上がりを重視したい方向けで、カウンセリング+施術(全体ケア+集中ケア)+アフターケア・120分・税込16,000円。正規価格と特別価格の例は、正規価格10,000円が期間限定8,000円。期間は6月1日から6月30日まで、対象は初めてご来店の方。不当に高い参考価格(架空の通常価格など)は使用しない。セット価格の例は、単品合計13,000円(フェイシャル60分8,000円、ヘッドスパ30分5,000円)に対してセット価格12,000円で1,000円お得。避けたい表示は、税込総額を目立たなくする(税別9,800円・税込10,780円のように表示すると誤解を招く)、追加料金を小さく隠す(別途料金がかかる場合の指名料・延長料などは事前に明確に伝えるべき)、根拠のない二重価格(通常価格15,000円から特別価格9,800円のように、比較対象の根拠が不明な価格は信頼を損なう)、期限や対象が不明(「今だけお得!」ではいつまで・誰が対象か判断できない)。価格の見せ方は、誘導ではなく安心して比較できる情報設計であることを示した図。
クリック(タップ)すると拡大表示されます

Points

価格表示の4原則

この4つが揃うと、並べたときに違いが伝わります。

01

税込総額を明確に表示する

消費者向けの価格表示は総額(税込)が原則です。税別価格を大きく、税込を小さく書く表示は誤解を招きます。

02

含まれる内容を具体的に示す

カウンセリング・施術・アフターケアなど、料金に何が含まれるのかを書きます。プラン間の違いは、ここで伝わります。

03

追加料金を明示する

指名料・延長料など、発生する可能性のある費用を事前に明記します。小さく書いて隠すのは、最も信頼を損なう表示です。

04

利用条件を記載する

対象・期間・キャンセル規定などを書きます。「初めてご来店の方」「6/1〜6/30」のように、判断できる形で示してください。

Example

比較しやすい表示の例

金額だけでなく、目的・内容・時間を並べると比較できます。

  1. 3プラン比較:ベーシック(基本ケア・60分・税込8,000円)/スタンダード〈おすすめ〉(全体ケア+アフターケア・90分・税込12,000円)/プレミアム(全体ケア+集中ケア+アフターケア・120分・税込16,000円)
  2. 正規価格と特別価格:正規価格10,000円 → 期間限定8,000円(期間:6/1〜6/30/対象:初めてご来店の方)
  3. セット価格:単品合計13,000円(フェイシャル60分8,000円+ヘッドスパ30分5,000円)→ セット価格12,000円(1,000円お得)
  4. ※ 不当に高い参考価格(架空の通常価格など)は使用しません

Summary

まとめ

避けたい表示は4つです。税込総額を目立たなくする(税別9,800円と大きく書き、税込10,780円を小さく書くなど)。追加料金を小さく隠す。根拠のない二重価格(比較対象の根拠が不明な「通常価格」)。期限や対象が不明(「今だけお得!」だけでは判断できません)。

いずれも、その場では反応が取れることがあります。ですが、来店後に「聞いていた金額と違う」となれば、次の来店はありません。表示の正確さは、集客ではなく信頼の問題です。

価格の見せ方は、誘導ではなく「安心して比較できる情報設計」。お得に見せるより、違いと総額を正しく伝えましょう。

FAQ

よくある質問

税別表示にして、小さく税込を併記するのは問題ありますか?

消費者向けの価格表示は総額(税込)表示が原則です。税込価格が分かりにくい表示は、誤解を招くだけでなく法令上も問題になり得ます。税込を主として表示してください。

「通常価格」との比較表示をしたいのですが。

その価格で実際に相当期間販売していた実績が必要です。実績のない価格との比較は、景品表示法(有利誤認)の対象になります。判断に迷う場合は表示を避けてください。

指名料や延長料は、どこに書けばよいですか?

メニュー価格のすぐそばに、同じ大きさで書いてください。ページの下部に小さくまとめるだけでは、見落としの原因になります。

「おすすめ」表示はつけてよいですか?

問題ありません。ただし、おすすめの理由(人気・バランスなど)を一言添えてください。理由のない誘導は、不信感につながります。

自店の価格表示を確認してもらえますか?

はい。ネットクルーの「Business Navi」では、メニュー表・ホームページ・予約ページの価格表示を、比較しやすさと表示ルールの両面から確認しています。

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