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回数券・コースを導入する前に

売る前に「必要な理由」と「続け方」を決めましょう。回数券は、必要な継続を支えるときにだけ導入するものです。

Intro

回数券は「売上の前借り」ではありません

回数券やコースは、導入すればまとまった売上が入ります。そのため「今月の数字が足りないから」という理由で始めてしまうことがあります。ですが、それは売上の前借りにすぎません。

回数券が本当に力を発揮するのは、複数回で効果を積み上げる施術で、適切な来店間隔があり、お客様と目標・期間を共有できるときです。逆に、単発で完結する施術や、回数の根拠を説明できない場合には向いていません。

売る前に「なぜ必要なのか」と「どう続けていただくのか」を先に決める。これが、回数券を導入するかどうかの判断基準になります。

Infographic

図解:回数券・コースを導入する前に

1枚で全体像がわかる図解です。クリック(タップ)すると拡大表示されます。

回数券・コースを導入する前に考えることを示す図解。売る前に「必要な理由」と「続け方」を決める。向いているケースは、複数回で効果を積み上げる施術、適切な来店間隔がある、目標と期間を共有できること。導入前の4つの確認は、目的(お客様の目標達成に必要な理由が明確か)、必要回数(効果に必要な回数を根拠をもって設定)、有効期間(無理なく通える期間を現実的に設定)、途中対応(中止・変更・返金などの対応方針を決める)。向いていないケースは、単発で完結する、回数の根拠がない、先に売上を確保することだけが目的であること。導入判断フローは、悩み・目標を確認する、必要な施術計画を作る、単発より継続が適切か判断する、条件を明確にして用意する、の4段階。回数券は、必要な継続を支えるときにだけ導入する。法令・消費者保護への配慮として、有効期限・解約返金条件・利用条件を事前に明確に案内する、特定商取引法などの関連法令を遵守する、押し売りや過度な割引は行わないことを示した図。
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Compare

向いているケースと、向いていないケース

同じ回数券でも、施術の性質によって適否が分かれます。

向いているケース

  1. 複数回で効果を積み上げる施術
  2. 適切な来店間隔がある
  3. 目標と期間を共有できる

継続が必要な理由を、お客様と共有できる状態です。

向いていないケース

  1. 単発で完結する
  2. 回数の根拠がない
  3. 先に売上を確保することだけが目的

この状態で販売すると、後々のトラブルにつながります。

Points

導入前に決めておく4つのこと

この4つが決まっていない状態で販売しないでください。

01

目的

お客様の目標達成に、その回数が必要な理由が明確かを確認します。説明できないまま販売すると、途中でご不満につながります。

02

必要回数

効果に必要な回数を、根拠をもって設定します。「多いほうがお得だから」という理由で回数を増やさないでください。

03

有効期間

無理なく通える期間を、現実的に設定します。短すぎる期限は、使い切れないことへの不満の原因になります。

04

途中対応

中止・変更・返金などの対応方針を、販売前に決めておきます。決めていないと、その場の判断がばらつきます。

Summary

まとめ

導入を判断する流れは、①悩み・目標を確認する ②必要な施術計画を作る ③単発より継続が適切か判断する ④条件を明確にして用意する、の順です。売上から逆算するのではなく、お客様の目標から組み立てます。

回数券は、必要な継続を支えるときにだけ導入してください。有効期限・解約返金条件・利用条件は事前に明確にご案内し、特定商取引法などの関連法令を守ること、押し売りや過度な割引を行わないことが前提になります。

回数券は「売上の前借り」ではなく「必要な継続を支える道具」。売る前に、必要な理由と続け方を決めましょう。

FAQ

よくある質問

回数券に有効期限は設けてよいですか?

設けること自体は問題ありませんが、期限・解約条件・返金の取り扱いを購入前に明示することが必要です。期限が短すぎると、使い切れないことへの不満やトラブルの原因になります。

途中解約を求められたら、返金しなければいけませんか?

契約内容と関連法令によります。あらかじめ「未使用分の取り扱い」を書面で定めて説明しておくことが重要です。取り扱いに迷う場合は、消費生活センターや専門家にご確認ください。

何回セットにするのが適切ですか?

施術の性質から必要な回数を決めてください。「多いほうが単価が上がるから」という理由で回数を増やすと、根拠を説明できなくなります。

回数券の割引率はどのくらいが目安ですか?

一律の目安はありません。まとめてお支払いいただくことへの感謝を示す範囲にとどめ、赤字にならない下限を確認したうえで設定してください。

導入するか迷っています。相談できますか?

はい。ネットクルーの「Business Navi」では、導入の適否の判断から、条件の整理・案内文の作成までお手伝いしています。

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