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数字で考える店舗経営 07

売上=利益ではない ─ お金が残る仕組みをつくろう

「たくさん売れたのに、なぜかお金が残らない…」それは、売上と利益がイコールではないからです。数字の流れを理解して、しっかり利益を残せるお店をつくりましょう。

Intro

売上と利益は、まったく違うものです

売上は「お客様からいただいたすべてのお金」。利益は「経費などを引いた後に残るお金」です。この2つを混同すると、忙しいのにお金が残らない状態になります。

売上(施術・物販など)から引かれるのは、変動費(材料・消耗品など)、固定費(家賃・光熱費・通信費など)、人件費(スタッフ給与・外注費など)、その他経費(広告費・雑費・税金など)。これらを引いた後に残るのが利益(手元に残るお金)です。

売上が同じでも、経費の内容や割合で利益は大きく変わります。「いくら売るか」だけでなく「いくら残すか」を意識して経営することが大切です。

Infographic

図解:売上=利益ではない ─ お金が残る仕組みをつくろう

1枚で全体像がわかる図解です。クリック(タップ)すると拡大表示されます。

売上=利益ではない、お金が残る仕組みをつくろうという図解。売上と利益は違う。売上は「お客様からいただいたすべてのお金」、利益は「経費などを引いた後に残るお金」。売上(施術・物販など)から経費・コスト(変動費:材料・消耗品など/固定費:家賃・光熱費・通信費など/人件費:スタッフ給与・外注費など/その他経費:広告費・雑費・税金など)を引いて、利益(手元に残るお金)になる。売上が同じでも経費の内容や割合で利益は大きく変わり、「いくら残すか」を意識して経営することが大切。利益を残すための5つのポイントは、売上目標と利益目標を分けて考える(「いくら売るか」だけでなく「いくら残すか(利益率)」を最初に決める)、固定費を最適化する(家賃・光熱費・通信費などの固定費は下げるほど利益率が上がる)、変動費のムダを減らす(材料・消耗品・仕入れは必要な量を適正価格で。仕入れ先の見直しも効果的)、高単価・高利益メニューを育てる(単価だけでなく「利益率」に注目。価値が高く利益の出るメニューを増やす)、定期的に数字を見直す(月次で「売上・経費・利益」をチェックし、改善点を見つけてすぐに行動する)。利益が残るお店のチェックリストは、売上目標と利益目標を設定している、毎月の固定費を把握している、経費の内訳を月次でチェックしている、人気メニューの利益率を把握している、必要な投資とムダな支出を区別している、利益の一部を将来のために積み立てている。売上を増やすことは大切だが、仕組みを整えて「利益を残すこと」がお店の未来と安心につながることを示した図。
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Points

利益を残すための5つのポイント

01

売上目標と利益目標を分けて考える

「いくら売るか」だけでなく、「いくら残すか(利益率)」を最初に決めましょう。売上目標だけを追うと、売上は増えたのに手元に残らない、という状態になります。

02

固定費を最適化する/変動費のムダを減らす

家賃・光熱費・通信費などの固定費は、下げるほど利益率が上がります。材料・消耗品・仕入れは、必要な量を適正価格で。仕入れ先の見直しも効果的です。

03

高単価・高利益メニューを育てる

単価だけでなく「利益率」に注目してください。単価が高くても原価が高ければ、残る金額は変わりません。価値が高く、利益の出るメニューを増やしましょう。

04

定期的に数字を見直す

月次で「売上・経費・利益」をチェックし、改善点を見つけてすぐに行動します。年に一度まとめて見るのでは、手遅れになることがあります。

Summary

まとめ

利益が残るお店のチェックリストは6つ。売上目標と利益目標を設定している/毎月の固定費を把握している/経費の内訳を月次でチェックしている/人気メニューの利益率を把握している/必要な投資とムダな支出を区別している/利益の一部を将来のために積み立てている。

売上を増やすことは大切です。でも、仕組みを整えて「利益を残すこと」が、お店の未来とあなたの安心につながります。利益が残れば、お客様へのサービス向上・設備投資・自分の時間づくりなど、理想のお店づくりが実現できます。

売上を増やすことは大切。でも、仕組みを整えて「利益を残すこと」が、お店の未来とあなたの安心につながります。

FAQ

よくある質問

利益率の目安はどのくらいですか?

業種・店舗規模・立地によって大きく異なるため、一般的な目安を当てはめても意味がありません。まず自店の現在の数字を把握し、前年・前月と比べてください。

固定費はどこから見直せばよいですか?

毎月自動で引き落とされているもの(通信費、サブスクリプション、リース、保険)から確認してください。使っていないものが残っていることがあります。

メニュー別の利益率は、どう計算しますか?

そのメニューの価格から、材料費・消耗品費と、施術時間に応じた人件費相当額を引いて計算します。厳密でなくても、メニュー間の比較はできます。

税金の計算も自分でやるべきですか?

税務・会計の判断は専門家(税理士等)にご相談ください。このページでお伝えしているのは、日々の経営判断に使う考え方の部分です。

数字の整理を手伝ってもらえますか?

はい。ネットクルーの「Business Navi」では、アクセス状況や現場の数字を見ながら改善サイクルづくりをお手伝いしています。※税務・会計に関する判断は専門家へのご相談をお願いしています。

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何から手をつければよいか分からない、という段階からで大丈夫です。現在の状況をうかがい、優先順位をつけて整理します。ご相談は無料です。

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