稼働率が下がるほど、売上も下がる
当たり前のようですが、数字で見ると影響の大きさが分かります。100%と60%では、月間売上が32万円変わります。稼働率は、単価と同じくらい売上を左右します。
お役立ちコンテンツ
数字で考える店舗経営 06どれだけ集客できても、すべての枠が埋まることはありません。現実的な稼働率から、価格や売上目標を逆算しましょう。
Intro
売上計画を立てるとき、すべての枠が埋まる前提で計算していないでしょうか。実際には、キャンセル、体調不良、急用など、どうしても空きは出ます。
図では、稼働率の目安が3段階で示されています。100%(理想)はすべての予約枠が埋まっている状態ですが、ほぼ存在しない理想の状態です。70%(現実的)は多くのお店がこのあたりで推移し、集客・リピートのバランスが取れやすく、無理なく継続できる現実的なラインです。60%(やや低め)はまだ余裕がある状態で、サービス向上や準備に時間を使える一方、目標設定を見直す必要があるかもしれません。
100%を前提に立てた計画は、必ず未達になります。最初から70%で計算しておくほうが、現実的で達成可能な計画になります。
Infographic
1枚で全体像がわかる図解です。クリック(タップ)すると拡大表示されます。
Numbers
1ベッド・週5日・1日4枠(月間予約枠数80枠)、客単価10,000円の場合の計算例です。
| 稼働率 | 月間予約枠数 | 月間実予約数 | 客単価 | 月間売上 |
|---|---|---|---|---|
| 100%(理想) | 80枠 | 80人 | 10,000円 | 800,000円 |
| 70%(現実的) | 80枠 | 56人 | 10,000円 | 560,000円 |
| 60%(余裕あり) | 80枠 | 48人 | 10,000円 | 480,000円 |
※ 考え方を示すための計算例です。枠数・客単価・営業日数はお店ごとに異なります。ご自身のお店の数字に置き換えて計算してください。
Points
当たり前のようですが、数字で見ると影響の大きさが分かります。100%と60%では、月間売上が32万円変わります。稼働率は、単価と同じくらい売上を左右します。
常に満席の状態は、準備や片付けの時間が取れず、急な対応もできません。結果として、サービスの質が下がったり、体調を崩したりします。
稼働率70%で目標売上に届かないなら、単価を上げるか、枠数を増やすかの判断が必要です。稼働率を上げることだけが選択肢ではありません。
60%という数字は、余裕がある分、サービス向上や準備に時間を使えるという意味でもあります。目標を下げることが悪いわけではありません。
Summary
現実的な稼働率を把握することが、正しい価格設定と目標設定の第一歩です。
数字をもとに、あなたのお店に合った経営計画を立てていきましょう。まずは、先月の実際の稼働率を計算してみてください。
現実的な稼働率を把握することが、正しい価格設定と目標設定の第一歩です。数字をもとに、あなたのお店に合った経営計画を立てていきましょう。
FAQ
月の実予約数 ÷ 月の予約枠数 × 100 で求められます。まず先月分を計算してみてください。
集客が足りないか、枠数が多すぎるかのどちらかです。枠数を減らして営業時間を短くすることも、選択肢のひとつです。
新規を増やすより、既存のお客様の来店頻度を上げるほうが確実です。次回予約の導線と、来店後のフォローから見直してください。
リマインド配信で改善できる場合があります。あわせて、キャンセルポリシーを事前に明示しておくことも有効です。
はい。ネットクルーの「Business Navi」では、予約データの確認から、稼働率を上げるための施策の優先順位づけまでご相談いただけます。
何から手をつければよいか分からない、という段階からで大丈夫です。現在の状況をうかがい、優先順位をつけて整理します。ご相談は無料です。
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