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迷っているお客様の選択を支える

おすすめを押しつけず、質問と確認で「自分で選べる」状態にしましょう。決めるのはお客様、支えるのがこちらの役割です。

Intro

おすすめを押しつけず、「自分で選べる」状態へ

「どちらがいいですか?」と伺って黙ってしまわれたとき、つい「では、こちらで」と決めてしまいがちです。ですが、その場は進んでも、納得して選んだ実感は残りません。

迷いは、選択肢が多いから生まれるとは限りません。多くの場合、選ぶ基準が分からないから迷います。だから、こちらが決めるのではなく、基準を一緒に整理することが役割になります。

進め方は4つです。迷いを聞く、優先順位を確認する、違いを一つずつ説明する、本人の選択を確認する。決めるのはお客様、支えるのがこちら、という関係を最後まで崩さないことが大切です。

Infographic

図解:迷っているお客様の選択を支える

1枚で全体像がわかる図解です。クリック(タップ)すると拡大表示されます。

迷っているお客様の選択を支えることを示す図解。おすすめを押しつけず、質問と確認で「自分で選べる」状態へ。4ステップは、迷いを聞く(どこで迷っているかを言葉にしてもらう)、優先順位を確認する(時間・目的・予算のどれを優先するかを一緒に整理する)、違いを一つずつ説明する(比べる項目をそろえて、順番に伝える)、本人の選択を確認する(決めたのはお客様であることを確かめる)。会話例は「短時間でまず試したいですか、それとも休息も含めて整えたいですか?」「どちらも対応できます。違いをご説明します。」。判断を支える道具は、質問カード、施術時間の目安、税込総額、持ち帰れる案内。避けたい対応は、高い案から見せる、不安をあおる、今すぐ決めるよう迫る、断ると不利益があると伝えること。よい対応は、迷いを否定しない、選ぶ基準を一緒に整理する、決めない選択も認める、あとから相談できると伝えること。良い提案は、正解を決めることではなく、お客様が納得して選ぶ過程を支えることだと示した図。
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Points

選択を支える4ステップ

こちらが決めるのではなく、選ぶ基準を一緒に整理します。

01

迷いを聞く

どこで迷っているのかを、言葉にしていただきます。「時間ですか、内容ですか」と選択肢を示すと、答えやすくなります。

02

優先順位を確認する

時間・目的・予算のどれを優先したいかを、一緒に整理します。優先順位が決まれば、選ぶべき案は自然に絞られます。

03

違いを一つずつ説明する

比べる項目をそろえて、順番に伝えます。時間、内容、料金、向いている方。同じ順番で説明すると、比較できます。

04

本人の選択を確認する

「では、こちらでよろしいですか」と、決めたのがお客様であることを確かめます。この一言があるかどうかで、満足度が変わります。

Compare

よい対応と、避けたい対応

迷っている場面での対応は、そのままお店の姿勢として受け取られます。

よい対応

  1. 迷いを否定しない
  2. 選ぶ基準を一緒に整理する
  3. 決めない選択も認める
  4. あとから相談できると伝える

「また相談しよう」と思っていただけます。

避けたい対応

  1. 高い案から見せる
  2. 不安をあおる
  3. 今すぐ決めるよう迫る
  4. 断ると不利益があると伝える

その場は決まっても、次の来店はなくなります。

Summary

まとめ

会話例です。「短時間でまず試したいですか、それとも休息も含めて整えたいですか?」——このように選ぶ軸を示してから、「どちらも対応できます。違いをご説明します」と続けると、迷いが減ります。

判断を支える道具も用意しておいてください。質問カード、施術時間の目安、税込総額、持ち帰れる案内。口頭だけで伝えるより、手元に残るものがあるほうが安心して決められます。

良い提案は、正解を決めることではなく「お客様が納得して選ぶ過程を支えること」です。

FAQ

よくある質問

その場で決められないお客様には、どう対応すればよいですか?

「本日は基本の内容で承って、次回ご相談でも大丈夫です」とお伝えください。決めないという選択を認めることが、次の来店につながります。

こちらから「おすすめ」を言ってはいけないのですか?

言って構いません。ただし理由を添えてください。「多くの方が選ばれています」「今日のご希望なら、こちらが合いそうです」のように、判断材料として伝えます。

説明が長くなってしまいます。

比べる項目を4つ(時間・内容・料金・向いている方)に絞ってください。項目をそろえると、短く済みます。

持ち帰れる案内は、何を書けばよいですか?

メニュー名、所要時間、税込総額、含まれる内容、次回のご相談先。この5つがあれば十分です。

接客の型づくりを相談できますか?

はい。ネットクルーの「Business Navi」では、質問の型と説明の順番を整理し、スタッフ間で共有できる形にまとめています。

「自社の仕組み」づくりを相談する

何から手をつければよいか分からない、という段階からで大丈夫です。現在の状況をうかがい、優先順位をつけて整理します。ご相談は無料です。

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