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メニュー・価格設計 18

お客様の「目的」からメニューをつくる

施術名を並べる前に、悩みと望む変化を整理しましょう。メニューは技術の一覧ではなく、お客様の目的を叶える提案です。

Intro

施術名を並べる前に、悩みと望む変化を整理する

メニュー表が「施術名の一覧」になっていると、お客様は自分に合うものを選べません。書かれているのは提供する側の言葉であって、悩みの言葉ではないからです。

順番を変えます。まず悩みを聞く(お客様が困っていることを具体的に把握する)。次に望む変化を確認する(どうなりたいかを一緒に言葉にする)。そのうえで必要な施術を組む(変化に必要な内容と回数を設計する)。

たとえば「肩が重い」→「軽く動かしたい」→「肩・首の集中ケア」。「疲れが取れない」→「深く休みたい」→「全身+ヘッドケア」。「肌が乾く」→「うるおいを保ちたい」→「保湿ケア+ホームケア提案」。悩みと望む変化を整理すると、必要なメニューが見えてきます。

Infographic

図解:お客様の「目的」からメニューをつくる

1枚で全体像がわかる図解です。クリック(タップ)すると拡大表示されます。

お客様の「目的」からメニューをつくることを示す図解。施術名を並べる前に、悩みと望む変化を整理しよう。悩みと望む変化を整理すると、必要なメニューが見えてくる。3ステップの流れは、悩みを聞く(お客様が困っていることを具体的に把握する)、望む変化を確認する(どうなりたいかを一緒に言葉にする)、必要な施術を組む(変化に必要な内容と回数を設計する)。よくある例として、悩みが「肩が重い」なら望む変化は「軽く動かしたい」、必要な施術は「肩・首の集中ケア」。悩みが「疲れが取れない」なら望む変化は「深く休みたい」、必要な施術は「全身+ヘッドケア」。悩みが「肌が乾く」なら望む変化は「うるおいを保ちたい」、必要な施術は「保湿ケア+ホームケア提案」。施術起点とお客様起点を比べると、施術起点は「何をするか」から始まり、伝わりにくく選びにくい。お客様起点は「どうなりたいか」から始まり、共感されて選ばれやすい。設計ポイントは、目的を一つに絞る、変化を具体的な言葉にする、必要な回数と期間を示す、選べる選択肢を用意する。メニューは技術の一覧ではなく、お客様の目的を叶える提案であることを示した図。
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Points

メニュー設計の4つのポイント

この4つが揃うと、提案として成立します。

01

目的を一つに絞る

一つのメニューで狙う目的は一つにします。複数を同時に狙うと、何のためのメニューか伝わらなくなります。

02

変化を具体的な言葉にする

「スッキリする」ではなく「肩が軽くなり、腕が上げやすくなる」。生活の中の変化まで書くと、自分ごとになります。

03

必要な回数と期間を示す

1回で終わるのか、続ける必要があるのか。目安を示すと、お客様は予定と予算を組み立てられます。

04

選べる選択肢を用意する

時間や内容の違う選択肢を2つ程度用意します。決められた1つしかないと、相談の余地がなくなります。

Compare

お客様起点と、施術起点

同じ内容でも、どこから始めるかで伝わり方が変わります。

お客様起点

  1. 「どうなりたいか」から始まる
  2. 悩みと望む変化を先に整理する
  3. 共感されて、選ばれやすい

メニューが「提案」として伝わります。

施術起点

  1. 「何をするか」から始まる
  2. 施術名と時間だけが並ぶ
  3. 伝わりにくく、選びにくい

技術の一覧になってしまい、選ぶ基準が持てません。

Summary

まとめ

メニューは、技術の一覧ではありません。お客様の目的を叶えるための提案です。同じ施術内容でも、「何をするか」から書くか「どうなりたいか」から書くかで、伝わり方はまったく変わります。

既存のメニューを作り直す必要はありません。悩みと望む変化を先頭に書き足すだけでも、選びやすさは大きく変わります。

メニューは技術の一覧ではなく、お客様の目的を叶える提案。施術名を並べる前に、悩みと望む変化を整理しましょう。

FAQ

よくある質問

既存のメニューを全部作り直す必要がありますか?

必要ありません。まずは主力メニューから、悩みと望む変化を先頭に書き足してください。それだけでも選びやすさは変わります。

悩みが複数ある方には、どう対応すればよいですか?

優先順位を伺い、一番解決したいものから始めます。すべてを一度に解決しようとすると、時間も費用も膨らみ、満足度が下がります。

「変化」を書くとき、効果を断定してよいですか?

断定は避けてください。「〜を目指します」「個人差があります」といった表現にしてください。効果を保証する書き方は、景品表示法や関連法令の観点から問題になります。

回数の目安を示すと、押し売りに見えませんか?

目安をお伝えすることと、契約を迫ることは別です。「一般的には〇回程度が目安です」とお伝えし、判断はお客様に委ねてください。

メニューの書き直しを相談できますか?

はい。ネットクルーの「Business Navi」では、悩み・望む変化の整理から、メニュー表と説明文への落とし込みまでお手伝いしています。

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